車窓には津軽平野の雪原が続いている。観光の趣が濃くなったとは言え、情緒たっぷりなストーブ列車に揺られ、ゆっくり流れる景色をぼんやり眺めていると、カメラ担いで日本全国を歩き回った記憶が甦る。ほんの数年前までは、歳の取り方なんて考えたことも無かった。時代が代謝するのが見えるような気もする。時間を傍観している感じなのだ。多分、それを時代についていけないと言うのだろう。昔があるから今がある。今を精一杯愛しもう。そう思った。
2012年1月 津軽鉄道ストーブ列車車内
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