【鉄琴線】鉄路の情景OneShot!

今日も何処かで。ガッタン、ゴットン・・

波硝子


大井川鐵道には趣きある木造駅舎が残されている。かつて鉄道が繁栄した面影は、蒸気機関車の運転と相俟って、平成の世に昭和の雰囲気を醸し出す。地名駅に残る木製の窓枠、そこに挟まる窓ガラスに驚いたことがある。厚みが均一ではない、風で揺らぐ水面のように波打っていた。日本で厚みが均一な板ガラスが作られるようになったのは昭和36年から、つまり、地名駅の窓ガラスも年代物であるわけだ。昭和のガラス越しに昭和の鉄道情景。うん、本物だ。もしかすると昭和5年、開業当時のガラスかもと妄想は膨らむ。
2006年12月 地名駅 EOS30D EF50mm f1.4

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