縁もゆかりもないこの地に、何故だか故郷が思い浮かぶ。冬の津軽は決してあずましくはないのだが、この時期、この地を歩いていると、ほっとした気持になることが多い。それは、他愛の無い挨拶だったり、暖房の利いた部屋だったり、ごく、当たり前なことだったりする。自然が厳しいから、なおさら感じる事なのかもしれない。夕方、鉛色の空に少し覘いた青空が無性に嬉しかった。
2011年1月 津軽五所川原 PENTAX K7D DA☆16-50mm F2.8 ED SDM
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